FXのしくみとリスク|レバレッジ・スプレッド・ロスカットを理解する
FXは、証拠金を預けて通貨を売買する取引です。預けたお金より大きな金額を取引できるため、少しの値動きでも損益が大きくなる場合があります。まず取引額と証拠金を分けて理解しましょう。
レバレッジは、損益の振れ幅も大きくする
証拠金10万円で100万円分の通貨を取引すると、レバレッジは10倍です。為替が1%逆方向に動くと、単純計算では約1万円の損失で、証拠金の約10%に当たります。スプレッド、スワップ、決済条件などは省いた説明用の例です。
日本の個人向け店頭FXでは、原則として取引額の4%以上の証拠金が必要で、レバレッジの上限は25倍です。上限まで使うことが適切という意味ではありません。証拠金に対して、実際にいくらの取引額を持つかが大切です。
スプレッドとスワップを別々に確認する
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| スプレッド | 売値と買値の差。相場急変時などの拡大条件 |
| スワップポイント | 通貨間の金利差等に伴う調整。受取りか支払いか |
| 取引単位 | 最低単位でどれだけの通貨額を持つか |
| ロスカット | 判定基準、執行条件、相場急変時の扱い |
スワップポイントは固定された利息ではなく、日々変わり、受取りから支払いに変わることもあります。スワップがプラスでも、為替差損が上回れば全体はマイナスです。
ロスカットがあっても、損失額は保証されない
ロスカットは、一定の水準でポジションを決済する仕組みです。しかし急激な相場変動や流動性の低下などで、想定した水準で決済できず、預けた証拠金を超える損失が出る場合があります。
損切り注文にも、指定した価格での約定が保証されないものがあります。「自動で止まるから大丈夫」と考えず、業者の説明書で注文種類と執行条件を確認します。
口座を選ぶ前に説明できるようにする
- 何円分の通貨を持ち、1%の値動きでいくら変わるか。
- 取引できない時間や相場急変時に、どんなことが起こるか。
- スプレッドとスワップを含めた費用はいくらか。
- 金融庁の登録を確認できる国内事業者か。
デモ取引は操作を知る材料になりますが、本番の約定や心理状態をそのまま再現するものではありません。仕組みの学習だけで終える選択もできます。FXを、投資初心者が必ず進む次の段階として捉える必要はありません。
参照した公式情報
ひとつ「わかった」が増えたら、クリア!
証拠金と取引額の違い、預けた額を超える損失の可能性が分かる。
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